鮎は古来より初夏から夏の季節を代表する食材として知られ、その気品のある優美な姿、きめ細かな色彩から、川魚の中で最も美しく「清流の女王」と呼ばれています。中でも「和良鮎」は、和良川の良質な藻類を食べて育った「腹ワタの香り」が最大の魅力。食べた瞬間に夏の川原の芳香が口の中に広がり、ほろ苦さの中に甘さ・旨味がある絶妙な風味で人々を魅了しています。
2008年に環境省「平成の名水百選」に選ばれた和良川の水は多くのミネラル分を含んでおり、良質な藻類が生育しています。この藻類を食べて育った和良鮎は、ハラワタから涼しげな西瓜のような芳香を放ちます。
和良鮎は、毎年高知県で開催される「全国清流めぐり利き鮎会」にて2002年にグランプリを獲得後、計4回のグランプリを受賞(2002年、2009年、2014年、2019年)したほか準グランプリをも5回受賞(2003年、2007年、2011年、2013年)しており、全国でも最多の受賞を誇っています。
和良鮎は漁獲量が限られるため、一般の飲食店や小売店には流通しておらず、「正規認定店」でのみ食すことが可能です。正規認定店は現時点で、岐阜県・愛知県・東京都など9都府県、54店でのみとなっています(2022年現在)
私たちは「和良鮎」の美味しさを出来る限りそのままお届けするため、工夫を凝らした独自の方法によって、鮮度維持に努めています。
鮎の内臓は〆てから6時間ほどで傷みはじめ風味も落ちてしまうため、3時間ほど低温熟成後に即冷凍することで、ハラワタの美味しさを維持しています。
鮎の体皮を覆うヌメリは、焼き上がりの際の香ばしさの元となります。私たちは、独自に開発した電気〆め手法により一瞬で〆ることにより、このヌメリを落とさない工夫をしています。
最先端技術導入による瞬間冷凍により細胞を壊さず冷凍することが可能となり、解凍後の味落ち(ドリップ)や色落ちを極限まで抑制しています。
私たち「和良鮎を守る会」は、様々な試行錯誤を重ねることにより、岐阜県郡上市の清流「和良川」でとれた天然鮎を鮮度・美味しさそのままにご自宅にお届けすることに成功しました。
「日本一美味しい」と評価を受けた和良鮎を、是非ご堪能ください。また、ギフト商品としても最適です。お世話になった方へのお届け物として和良鮎をお買い求めいただけると、大変うれしく思います。
はい。私たちは独自の技術を用いて鮎を冷凍保存していますので、年間を通じて美味しさをそのままにお届けしています。ただし年間の漁獲量が限られますので、欠品の際はご容赦ください。
「和良鮎を守る会」の公式サイト(http://waraayu.com)に、「和良鮎が食べれる正規認定店」情報を掲載しています。ぜひ、公式サイトをご確認の上、お近くのお店でプロの味をご堪能ください。
「和良鮎を守る会」は、希少な鮎と自然環境をふるさとの宝とし地域活性化に繋げるため、「地域で鮎を育てる釣り人が捕る」「地域から流通させる」「都市部の店舗で売る」「消費者が食べる」「自然環境保全意識向上へのサイクル」を軸として和良川漁業組合、わらおこし協議会との協力のもと、2003年に結成されました。2023年に『合同会社和良鮎カンパニー』に社名変更いたしました。
はい。和良鮎は、「全国清流めぐり利き鮎会」受賞実績や都市部での認知度が評価され、2015年に特許庁より「地域団体商標」の指定を受けました(商標登録第5777015号)。